MOO CAFE
群馬県前橋市 店舗ジャンル:飲食店昔から親しまれてきた群馬のソウルフード「焼きまんじゅう」。その味に新しい価値を加え、マフィンやラスクなどの焼き菓子として届ける前橋市のカフェ。
群馬の味を遠くの人にも
前橋市のMOO CAFE(ムーカフェ)は、群馬のソウルフード・焼きまんじゅうの味を生かした、マフィンやラスクなどの焼き菓子を製造・販売するカフェだ。焼きまんじゅうは、蒸したまんじゅうを竹串に刺し、甘い味噌ダレを塗って香ばしく焼き上げる群馬の郷土食で、前橋が発祥ともいわれる。「焼きまんじゅうマフィン」が生まれたきっかけは、代表取締役の青柳美保さんが東京・恵比寿のマーケットで焼きまんじゅうを販売したこと。「群馬では当たり前の焼きまんじゅうですが、県外では『初めて食べる』という方が多く、このおいしさをもっとたくさんの人に知ってほしいと思うようになりました」と青柳さんは振り返る。ただ、焼きまんじゅうは焼きたてを味わうのが定番で、日持ちがせず、遠くへ届けるのが難しい。そこで、お土産として持ち帰れる形を考えて生まれたのがこのマフィンだ。2019(令和元)年に「美味しいまえばし再発見!おみやげコンテスト」でグランプリを受賞し、グッドデザインぐんまの審査員特別賞も受けた。店内ではマフィンとコーヒーを一緒に味わえ、口コミには「コーヒーとの相性も抜群」という声も寄せられている。
秘伝の味噌ダレと甘酒の生地
焼きまんじゅうマフィンの味の決め手は、前橋の老舗焼きまんじゅう店が毎日8時間かけて煮込む秘伝の味噌ダレだ。これをそのまま生地に閉じ込め、焼きまんじゅうならではの甘じょっぱさを再現している。「焼きまんじゅうの味噌ダレを生かしながら、しっとりした生地に包み込めるお菓子を考えたとき、マフィンが一番しっくりきました」と青柳さん。素朴で親しみやすく、具材や味を自由に受け止められる懐の深さも、マフィンを選んだ理由だという。生地には、麹ともち米から作った甘酒を加える。焼きまんじゅうらしい酒まんじゅうの風味を出すための工夫だ。さらに、群馬ならではの食材であるこんにゃく粉を合わせ、しっとりとした食感を目指している。製造は一つ一つ手作り。時間をかけて生地をしっかり乳化させ、プレーンやあんなど具材の種類によって焼き時間を変えている。素材ごとに焼き加減を整える、手間を惜しまないモノづくりだ。
生産者紹介
代表取締役青柳美保
前橋市出身。地元で株式会社MOO-FACTORYを設立し、飲食店経営や菓子製造、ユニフォーム事業などに携わる。2011(平成23)年からは、地元の「まえばしCITYエフエム」でラジオパーソナリティを務め、「ムーちゃん」の愛称で親しまれている。店名もこの愛称から名付けた。「『懐かしい』と笑顔になる群馬の方と、『初めて食べた!』と喜んでくださる県外の方。その両方の笑顔に出会えることが、今の仕事の大きなやりがいです」と青柳さん。入院中の父親に焼きまんじゅうマフィンを届けた家族の話を聞き、「想いまで届けることができるんだ」と感じたことも、今の力になっている。「焼きまんじゅうマフィンでその味を知ってもらい、群馬に来て、焼きたての焼きまんじゅうを食べていただきたい。そんな群馬観光の一助になれればと思っております」と青柳さんは語った。
店舗詳細
| 店舗名称 | MOO CAFE |
|---|---|
| 住所 | 群馬県前橋市住吉町1-13-24 |




















