群馬直送計画からのお知らせ

はじめまして!群馬直送計画です。

南に利根川、北に渡良瀬川。二つの大河に挟まれた平野に開けているのが太田市です。県内で三番目の人口を擁し、市街地の北には金山が突き出すようにそびえています。この山に築かれた金山城は、戦国期の巨大な山城として国の史跡に指定されました。中世には新田氏の本拠が置かれ、鎌倉幕府を倒した新田義貞(にったよしさだ)を輩出した歴史ある土地でもあります。また、大正時代に中島知久平が飛行機づくりを始めて以来、太田は「ものづくりのまち」として歩み、製造品出荷額は北関東でも最大の規模を誇ります。一方、二つの川が運んだ土砂がつくった肥沃な畑では、ヤマトイモやほうれん草、小玉すいかが育ちます。北部の藪塚地区は火山灰を含む水はけの良い土壌で、冬のからっ風による日照を活かした施設栽培が盛んです。平成の大合併で尾島・新田・藪塚本の三地域が加わり、市域は利根川のほとりから八王子丘陵の裾まで広がりました。土地ごとの土質が多彩な農作物を育む、工場と自然の畑が同居する働く力に満ちた街です。

太田市ってどんなところ?

北関東一のものづくりのまち

1917年(大正6年)、中島知久平が尾島の借家に飛行機研究所を開き、その後太田へ移して製造を本格化させたのが、太田が「飛行機の町」と呼ばれるようになった始まりです。戦後はラビットスクーターを世に出し、やがて工業都市へと姿を変えていきます。2023年の製造品出荷額等は三兆円を超え、北関東では第1位。そのうち輸送用機器が四分の三を占めています。飛行機からスクーター、そして自動車へ。つくるものは変わっても、ものづくりがこのまちの産業の柱であり続けています。

二つの大河が育てた畑作地帯

太田市は南を利根川、北を渡良瀬川に挟まれた土地です。二つの大河が運んだ土砂が、水はけの良い肥沃な畑をつくりました。その代表格が「ヤマトイモ(大和芋)」とよばれる山芋で、全国有数の産地として掲げ、なかでも尾島地区は名の知れた名産地です。北部の藪塚地区では、火山灰を含む土壌と冬のからっ風を活かした施設栽培が盛んで、ほうれん草や小玉すいかが育ちます。群馬県はほうれん草の出荷量が全国第1位、夏秋なすも全国第1位。太田市は、そのいずれにおいても主産地に数えられています。

太田市のおすすめスポット

史跡金山城跡

史跡金山城跡

標高239メートルの金山に築かれた戦国期の山城跡です。1469年(文明元年)、新田氏の後裔・岩松家純の命によって築かれました。関東の山城に石垣は多くありませんが、この城は石をふんだんに用いており、復元された大手虎口(おおてこぐち)の石積みが見どころ。山上に水を日ノ池・月ノ池も残ります。国の史跡であり、日本100名城のひとつです。

大光院

大光院

1613年(慶長18年))、徳川家康が一族の繁栄と始祖・新田義重の供養のために開いた寺院です。開山の呑龍(どんりゅう)上人は、捨て子や貧しい家の子を弟子という名目で寺に迎え、育てました。「子育て呑龍」とも呼ばれ、現在も子どもの成長を願い、慕われています。太田市指定重要文化財でもある境内の吉祥門は、大坂城が落ちた日に上棟したことからその名がついたと伝わります。

ぐんまこどもの国

ぐんまこどもの国

金山の裾に広がる、群馬県立金山総合公園の愛称です。入園料も駐車場も無料で、家族連れが一日を過ごせる公園として親しまれています。人気は、坂を滑り降りるサマーボブスレーと、変わり種自転車が並ぶサイクル広場。木工や陶芸を体験できるふれあい工房、野鳥の森、湿生植物園も備え、夏には噴水池やじゃぶじゃぶ池で水遊びができます。

新田荘遺跡

新田荘遺跡

鎌倉幕府を倒した新田義貞。その一族が本拠を置いた新田荘(にったのしょう)の面影が、太田市内の十一か所に点在しています。円福寺や長楽寺の境内、江田館跡や反町館跡、矢太神水源(やだいじんすいげん)などの湧水地。館と寺と水源が、荘園というひとつのまとまりとして国の史跡に指定されました。中世の遺跡を面としてとらえた例は全国的にも珍しい史跡です。

ジャパン・スネークセンター

ジャパン・スネークセンター

ヘビを専門に扱う、全国でも珍しい施設です。温室ではコブラやニシキヘビなど世界のヘビを、野外の放飼場ではシマヘビなどを飼育しています。猛毒のハブから毒を採る実演も行われ、間近で見られるのが特徴です。展示施設であると同時に研究機関でもあります。

太田市の名物・特産品・お土産

上州太田焼そば

上州太田焼そば

太麺に濃いソースをまとわせた焼きそばです。戦後、工場に働きに来た人々が持ち込み、安く量のある一皿として定着したと伝えられます。じつは味付けや製法に共通の決まりはなく、麺の太さもソースの濃さも店ごとに違います。秋田の横手、静岡の富士宮と並んで日本三大焼きそばのひとつに数えられ、市内にはたくさんの提供店舗があります。

ヤマトイモ

ヤマトイモ

太田市が全国有数の産地として掲げる、粘りの強い山の芋です。とりわけ尾島地区は名の知れた名産地。利根川が運んだ土砂がつくった、肥沃で水はけの良い畑がこの芋を育てます。すりおろすと箸でつまめるほどの粘りが出て、味も濃厚です。10月から収穫が始まり、冬が旬。冷蔵貯蔵によって通年の出荷にも対応しています。

藪塚の小玉すいか

藪塚の小玉すいか

太田市北部の藪塚地区は、百年以上にわたってすいかを育ててきた土地です。水はけの良い火山灰の土壌と、冬のからっ風がもたらす日照が、スイカ栽培に向いています。小玉すいかは大玉より皮が薄く、種が少なめ。シャリっとした食感が持ち味です。旬は春から初夏で、冷蔵庫にそのまま入るサイズが贈り物としても喜ばれます。

いちご

いちご

太田市でのいちごの主力は「やよいひめ」です。円錐型の大粒で、光沢のある橙赤色。果肉に張りと硬さがあり、糖度が高く酸味とのバランスがよいのが特長です。名前の由来は、三月を過ぎても良い実が穫れることから。しっかりした果肉は輸送に強く、産地から届いても形が崩れにくいため、お取り寄せやギフトに向く品種です。

ほうれん草

ほうれん草

群馬県のほうれんそうは、出荷量が全国第1位。太田市はその主産地のひとつです。市内では雨よけの施設を使った周年生産が行われており、とくに藪塚地区で盛んです。雨に当てずに育てることで葉の傷みが少なく、株の姿がそろいます。寒さに当たる時期のものは葉が厚くなり、甘みが増します。

モロヘイヤ

モロヘイヤ

太田市が県内第1位を誇る作物です。市の公表によれば、群馬県内の作付面積のおよそ四分の一を太田市が占めています。刻むと粘りが出る葉物で、夏の暑さに強く、真夏にこそ旺盛に育ちます。ゆでて刻み、醤油をかけるだけでも十分。スープに入れればとろみがつきます。

呑龍まんじゅう

呑龍まんじゅう

大光院の門前で受け継がれてきた、「自宅で焼く焼きまんじゅう」です。生地と味噌ダレがセットになっており、串に刺してタレを塗り、ご家庭で焼き上げます。麹からまんじゅう、味噌ダレまでを一子相伝で守っています。

太田の地酒

太田の地酒

太田市には二つの酒蔵があります。由良町の島岡酒造が醸すのは「群馬泉」。蔵に棲みついた天然の乳酸菌で酒母を育てる生酛(きもと)系山廃造りを守り、多くを1年から2年寝かせてから瓶詰めします。新田木崎町の山崎酒造は「日本誉」「太平記の里」を手がけ、新田氏の郷という土地柄を銘柄に映しています。

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