群馬直送計画からのお知らせ

はじめまして!群馬直送計画です。

みどり市で20年以上にわたり愛され続けてきた、「こんにゃく粉を使ったアイス」を手がける工房。変わらない配合と、先代が手づくりした道具を、今も受け継いでいる。

アイス工房 みどり市の小さな工房

途切れかけた味を、引き継ぐ

みどり市のアイス工房は、こんにゃく粉を使ったアイスを製造する会社だ。主力は、20年以上つくられてきた「こんにゃくアイス」。県内の道の駅や観光施設、県外のサービスエリアなどに並び、旅先で出会う一本として親しまれてきた。食べて名前を覚え、帰ってから探す人も少なくない。テレビ番組で紹介されたことをきっかけに、その名前は全国へ広がった。県外のイベントに出れば、テレビで見たと声をかけてくれる人がいる。転機は突然だった。長年つくり続けてきた先代が急逝し、事業の存続が危ぶまれる。「そのとき、親会社である株式会社ワークエントリーの代表が『群馬に残すべき技術や味を、ここで途絶えさせてしまうのはもったいない』と名乗りを上げたんです」と、代表取締役の北村将寛さんは振り返る。2025(令和7)年2月、事業をまるごと引き継いだ。レシピも設備も、人もそのまま。先代の妻と、当時から現場を支えてきたスタッフが、今も変わらず製造を続けている。

先代の道具が、現役のまま

味の芯にあるのは、初代が生み出した配合だ。こんにゃく粉を配合することで、冷たさの中に、ゼリーのようなやわらかさが生まれる。群馬県産のこんにゃく粉を使い、その配合は2代目、そして3代目へと受け継がれながら、20年以上変わっていない。「群馬県内でも、こういう独特な製法でつくっているところは他にないと思います」と北村さんは話す。仕込みは午前中。原料を混ぜ合わせ、加熱したベースを熱いうちに型へ注ぐ。凍らせるのはマイナス15度ほどの冷却液の中で、手を入れたら危ないほどの冷たさだ。ゆっくりと固めたあと、型から1本ずつ抜いて包装へ回す。この工程で今も使われているのが、アイスの型を支える、先代が自ら手づくりした道具だ。フレーバーは18種類ほどを常に並べ、1日につくるのは300本から400本ほど。少人数で、すべてを回している。

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生産者紹介

代表取締役:北村将寛
代表取締役北村将寛

高崎市出身。大学を卒業後、地元の信用金庫に7年ほど勤めた。仕事を通じて多くの経営者と接するうちに、自分で事業をやってみたいという気持ちが強くなり、「アイス工房」の親会社であるワークエントリーへ転職した。今はアイス工房の代表取締役を務めながら、富岡市の古民家カフェの運営や、みなかみ町で採水される天然水の製造販売など、複数の事業に関わっている。アイス工房で向き合っているのは、引き継いだ味と技術をどう残していくかということ。県内で親しまれてきたこのアイスを、まだ知らない人へ届けていきたいと考えている。「一番の違いは、やっぱり食感ですね」。ほかのアイスでは出せない弾力だと、北村さんは笑う。

店舗詳細

店舗名称 アイス工房
住所 群馬県みどり市笠懸町西鹿田426-10