群馬直送計画からのお知らせ

はじめまして!群馬直送計画です。

安中市(あんなかし)は、群馬県の西部にある人口約5万2千人の市です。東は高崎市、西は長野県の軽井沢町に接し、碓氷峠の東側に東西に細長く広がっています。市の南には「日本三大奇景」に数えられる奇岩の妙義山がそびえ、碓氷川が市域を東へ流れて、秋間には丘陵地が続きます。日照時間が長く、冬の雪は年に数回、降っても数センチほどにとどまります。古くは東山道、近世には中山道が通り、峠の手前に関所が置かれた交通の要衝でした。原市に残る街道の杉並木は国の天然記念物で、中山道そのものも国の史跡になっています。明治になると峠を越える鉄道が敷かれ、急勾配を上るために造られた煉瓦のアーチ橋(通称・めがね橋)や変電所が、旧碓氷峠鉄道施設として国の重要文化財に指定されました。いまは北陸新幹線の駅と、上信越自動車道のインターチェンジが2か所あり、峠を越える道は形を変えて続いています。碓氷川のほとりに湧く磯部温泉は、温泉記号(温泉マーク)発祥の地とされ、幕府の絵図に描かれた記号が日本で最も古いものと判明しました。その湯で作る名物・磯部せんべいのほか、全国的にも有名な峠の釜めしや自性寺焼、絹製品も特産品です。秋間の丘には群馬三大梅林のひとつ「秋間梅林」が広がります。群馬県は梅の収穫量が全国で二番目に多い産地。中でも、ここで採れる白加賀(しらかが)を漬けた梅干しは、安中を代表する味として知られています。

安中市ってどんなところ?

難所・碓氷峠を越える

安中市の歴史は、交通の難所である碓氷峠をどう越えるかという課題とともに歩んできました。江戸時代には中山道が市域を通り、峠の手前に「碓氷関所」が置かれて人と荷を検めました。原市の杉並木は、その街道沿いに植えられたものです。明治になると鉄道が通ります。横川から軽井沢までの急勾配を上るため、歯車を噛み合わせて登るアプト式という方式が採られ、美しい煉瓦のアーチ橋(通称・めがね橋)や変電所が造られました。これらは旧碓氷峠鉄道施設として国の重要文化財に指定されています。街道の杉並木は国の天然記念物、中山道そのものも2025年に国の史跡となりました。峠を越える工夫の跡がそのまま文化財として残っており、当時の面影をたどる歴史散策を楽しめます。

梅の産地。温泉記号の生まれた土地

群馬県の梅は収穫量が全国で二番目に多く、群馬県ではその主要な産地として高崎市の榛名地区、安中市の秋間地区、箕郷地区を挙げています。秋間川の上流に広がる「秋間梅林」は群馬三大梅林のひとつで、丘の斜面に見渡す限りの梅が植えられています。見頃は三月の上旬から中旬。採れた梅は肉厚で風味豊かな梅干しに加工され、安中市の特産品になっています。市内にはもうひとつ、全国に知られたスポットも。磯部温泉は温泉記号(温泉マーク)発祥の土地とされています。1661年(万治4年)の幕府の評決文に添えられた絵図に温泉記号が二つ描かれており、専門家の調査でこれが日本最古のものと判明しました。

安中市のおすすめスポット

めがね橋(碓氷第三橋梁)

めがね橋(碓氷第三橋梁)

碓氷峠を越える鉄道のために造られた、日本最大級の煉瓦のアーチ橋です。美しい四連のアーチが並ぶ姿から「めがね橋」と呼ばれて親しまれ、旧碓氷峠鉄道施設として国の重要文化財に指定されています。線路が撤去された現在は、ハイキングに人気の遊歩道「アプトの道」として整備され、実際に橋の上を歩いて渡れます。深い谷を見下ろす高さから、険しい峠を越えるための工事がどれほど壮大なものだったかが伝わる、安中市を代表する絶景スポットです。

碓氷峠鉄道文化むら

碓氷峠鉄道文化むら

碓氷峠を越えるために活躍した鉄道の車両や設備を保存・展示する体験型のテーマパークです。広大な屋外には貴重な車両がずらりと並び、かつての歴史を伝える「鉄道資料館」では、貴重な文献や大型ジオラマを見学できます。また、園内からはトロッコ列車「シェルパくん」が運行しており、心地よい風を感じながら山の景色を楽しむこともできます。ここから旧線跡をたどる遊歩道「アプトの道」が延びているため、歩いてめがね橋まで向かうハイキングの出発地点としてもぴったりです。本物の電気機関車の運転体験もあり、鉄道ファンだけでなく子ども連れのご家族にも人気のレジャースポットです。

碓氷関所跡

碓氷関所跡

中山道の碓氷峠の手前に置かれた関所の跡です。江戸へ向かう人と荷を検めた場所で、群馬県民におなじみの「上毛かるた」にも「碓氷峠の関所跡」と詠まれています。いまは風格ある門が復元され、当時の位置と佇まいを現代に伝えています。険しい峠を越える前に足を止める重要な場所だったことが、周囲の地形からも見て取れます。中山道そのものが2025年に国の史跡に指定され、歴史ある街道としての価値が改めて位置づけられた注目の歴史スポットです。

安中原市(あんなかはらいち)のスギ並木

安中原市(あんなかはらいち)のスギ並木

中山道の街道沿いに残る、歴史ある杉の並木です。昭和8年に国の天然記念物に指定されました。中山道の杉並木として残っているのはここだけとされ、群馬の「上毛かるた」にも「中山道しのぶ安中杉並木」と詠まれています。かつて数百本が連なっていた杉並木ですが、現在は保存の努力が重ねられています。太い幹が道の両側に立ち、江戸時代の街道の幅と当時の面影をそのまま現代に伝えています。

秋間梅林

秋間梅林

秋間川の上流に広がる、丘陵地の梅林です。「群馬三大梅林」のひとつに数えられ、春には斜面いっぱいに紅白の梅が咲き誇ります。見頃を迎える3月の上旬から中旬には、梅林のなかに整えられた遊歩道を歩きながら、お花見散策を楽しめます。開園の時期には地元の郷土料理を出す売店や茶屋も並び、のどかな風景とともにご当地の味を堪能できます。ここで採れた良質な梅「白加賀(しらかが)」は、市の特産品である肉厚な梅干しの原料にもなります。安中の春の美しさと美味しさの両方を生み出す郷土の誇りです。

磯部温泉

磯部温泉

碓氷川のほとりに湧く温泉です。「温泉記号(温泉マーク)発祥の地」とされており、1661年(万治4年)の幕府の評決文に添えられた絵図に、温泉記号が二つ描かれています。専門家の調査でこれが日本最古のものと判明しました。泉質は塩化物・炭酸水素塩強塩温泉。1783年(天明3年)の浅間山の噴火のあとに湧出量が増えたと考えられています。温泉街には足湯も整備されており、散策の合間に気軽に立ち寄ることができます。

安中市のおすすめスポット

磯部せんべい

磯部せんべい

磯部温泉の温泉水と小麦粉、砂糖で作るせんべいです。安中市を代表する特産品で、甘くて軽く、サクサクとした食感が持ち味。温泉に含まれる成分が生地を膨らませるため、薄く焼き上がります。温泉地のお土産として長く親しまれてきた品。日持ちがするため、ご挨拶などギフトにも向いています。

峠の釜めし

峠の釜めし

益子焼の土釜に炊いたご飯と具を詰めたお弁当です。鶏肉、筍、椎茸、ゴボウ、栗、杏など九種類の山の幸が入ります。土釜のまま持ち帰れるのが特徴で、食べ終えた釜を器として使う人も。古くから碓氷峠を越える鉄道の駅である横川駅で売られてきた駅弁であり、現在も峠の名物として全国に知られています。

梅干し

梅干し

秋間梅林で採れた梅「白加賀(しらかが)」を漬けた梅干しです。白加賀は大粒で果肉が厚く、漬けたときに崩れにくい品種。群馬県はこの品種の栽培面積が全国でいちばん広く、梅の収穫量も全国で二番目です。塩だけで漬けたものから、はちみつを加えたものまで、仕上げ方に幅があります。

力もち

力もち

碓氷峠の名物で、峠を越える前に力をつけるという意味が名に込められています。一つひとつやわらかなお餅が手作りされており、餅に餡(あん)やきな粉をまとわせます。峠道を歩いた時代から、旅人の道中を支えてきました。

自性寺焼

自性寺焼

安中市下秋間自性寺(しもあきまじしょうじ)地区に由来する焼きものです。江戸時代中期から盛んに焼かれ、明治期に一度途絶えましたが、昭和に入ってから地元の陶土を用いて復興されました。群馬県の「ふるさと伝統工芸品」に指定されています。登り窯で何日もかけて薪でじっくりと焼き締めるものなど、重厚かつ温かみのある風合いが特徴です。地元で採れる土だからこそ出せる色と質感です。

絹製品

絹製品

安中では、国産の繭にこだわった生糸づくりが行われ、それを用いた絹製品が作られています。群馬県は繭の生産量が全国でいちばん多く、市内にはその糸を引く製糸の工程が今も受け継がれています。絹ならではの美しい光沢と、肌にやさしくなめらかな質感が特徴です。ストールや小物など、上質な絹の手ざわりを気軽に取り入れられるものも。

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