かとういちご園
群馬県伊勢崎市 店舗ジャンル:農家・農業法人いちご栽培に適した伊勢崎市宮子町で、「やよいひめ」など数品種を育てる農園。苗づくりから温度管理まで手間暇かけたいちごは、多くのリピーターを惹きつけるおいしさだ。
常連客に愛される、伊勢崎市のいちご園
かとういちご園は、伊勢崎市にある農園。群馬県で誕生した品種「やよいひめ」をメインに、数種類のいちごを育てている。ハウスがある宮子町は、冬の気温が低く日照時間が長い、いちごづくりに向く土地。古くからきれいな井戸水にも恵まれている。市内でもいち早く生産を始めた同園で、2004(平成16)年から栽培を担うのが加藤満さんだ。義父から受け継いだ技術を土台に、農家仲間とも情報を交わしながら、苗づくりから手間を惜しまず育てる。市場出荷ではなく直売にこだわり、併設する売店のほか、近隣のスーパーや農産物直売所でも販売する。「お客様は地元の常連さんが多いですね。口コミの評判を聞いて来てくださる方や、スーパーで味を知って足を運んでくださる方もいます」と、加藤さん。店頭には果実の風味を生かした自家製のジャムやスムージーも並び、高設栽培のハウスではいちご狩りも行っている。
当たり前の積み重ねが、一番大事
加藤さんが1年で最も気を配るのが、夏から秋にかけての育苗期だ。「いちごづくりは『苗半作』。苗の良し悪しで、その年の実りが大きく左右されます」と、語る。目指すのは、根の数が多くてクラウン(根茎)が太く、葉につやのある苗。しっかりと根を張った丈夫な苗ほど、畑に植えた後も株が元気に育ち、良い実をつけるからだ。伊勢崎の夏は暑く、病気も出やすいため、こまめな手入れで苗を守る。土耕のハウスでは土づくりにも力を注ぐ。有機質肥料を中心に使い、土壌分析の結果をもとに翌年の肥料を決めているという。収穫期を迎える冬は、温度管理が欠かせない。冷え込みすぎないよう、暖房器具・保温カーテン・自動開閉式の屋根などを使い分け、時間帯ごとに細かく温度を調整する。年月を重ねるなかで実感してきたのは、日々の作業の一つ一つが、そのまま味に表れるということ。「手を抜かずに、やるべき時にやるべきことをきちんとやる。それが一番大事なんですよね」と、加藤さん。当たり前の積み重ねが、かとういちご園のおいしさを支えている。
生産者紹介
栽培担当加藤 満
神奈川県出身。千葉県で会社員として働いた後、妻・ひろみさんの実家がある伊勢崎市へ移り、2004(平成16)年に就農した。農作業は未経験。気づけば休みなく働くほど、いちごづくりに打ち込んだ。初めの数年は義父に教わりながら、県内のいちご農家とも交流を重ね、やがて栽培を一手に担うようになった。心がけているのは、自信を持って出せるいちごだけを届けること。選果で納得できないものは外し、おいしい時期のものだけを店頭に並べる。そんな姿勢に応えるように、お客様からは「おいしかった」「ありがとね」と声をかけられる。「買ってもらった上に、お礼まで言ってもらえる。そんな商売、なかなかないですよね」と、加藤さんは微笑む。
店舗詳細
| 店舗名称 | かとういちご園 |
|---|---|
| 住所 | 群馬県伊勢崎市宮子町3272 |




















