下仁田ドットコム
群馬県甘楽郡下仁田町 店舗ジャンル:農家・農業法人江戸時代から受け継がれてきた「下仁田ねぎ」。その主産地・馬山地区の周辺地域で、自家採種と土づくりを大切に、極太の一本を育てる。濃厚な甘みととろける食感が評判だ。
伝統野菜「下仁田ねぎ」の専門農家
「下仁田ねぎ」は、下仁田町を中心とした地域で栽培される伝統野菜。一般的な長ねぎよりも太くて短く、加熱することで濃厚な甘みととろけるような食感が生まれるのが特徴だ。江戸時代に大名への献上品として珍重されたことから別名「殿様ねぎ」とも呼ばれ、群馬の郷土かるた「上毛かるた」では、こんにゃくと並ぶ名産として詠まれている。「下仁田ドットコム」は、そんな下仁田ねぎを専門に栽培する農家。畑があるのは、主産地として知られる馬山(まやま)地区の周辺地域だ。この地特有の小石を含んだ粘質土壌は、引き締まった肉質の下仁田ねぎが育つ条件のひとつ。さらに、冬の厳しい寒さが、素材本来の甘みを引き出す。代表の榊原英樹さんの祖父母はこんにゃくをメインに栽培していたが、両親の代で下仁田ねぎ専門農家に転身。2023(令和5)年に、榊原さんが後を継いだ。榊原家が守り続けるのは「極太血統」。収穫時に優良株だけを選抜して自家採種し、「太さ」という最大の持ち味を受け継ぐ。「太さは偶然ではなく、手間ひまの積み重ねなんです」と、榊原さんは語る。
徹底した土づくりが、品質を支える
「ぐんまエコファーマー」の認定を受ける下仁田ドットコム。掲げるのは、「太くて美味しい下仁田ねぎを追求し、土と向き合う」という栽培理念だ。その象徴が、納豆菌を活用した土づくり。地元の納豆屋から出る廃棄納豆を引き受け、酸素と糖分を与えて自家培養し、畑に散布する。乾燥させた豆もそのまま畑にまき、植物性タンパク質として土の栄養にする。納豆菌の強い増殖力が土の中の病原菌を抑え、農薬や化学肥料の使用量を減らした栽培につながっている。また、連作障害の対策には、有益な菌まで死滅させてしまう土壌消毒は使わない。オーツ麦の緑肥や休閑、輪作を組み合わせ、土そのものの力で回復させる。さらに榊原さんは、一般財団法人日本土壌協会の「土づくりアドバイザー」や「JGAP指導員」の資格を取得。土壌診断の数値をもとに畑の状態を見極めるなど、科学の視点も取り入れているという。手塩にかけた下仁田ねぎは、お歳暮などの贈答品に選ばれ、全国チェーンの飲食店のメニューに採用された実績も持つ。
生産者紹介
代表榊原英樹
下仁田町に生まれ、幼い頃から畑を見て育つ。地元の建設会社に勤めながら、兼業農家として両親を支えてきたが、2023(令和5)年に畑を継承。52歳で下仁田ねぎ専門農家となった。俳優・藤岡 弘、さんから授かった「ねぎ魂を持つ男」という言葉を胸に、魂を込めた下仁田ねぎづくりに取り組んでいる。また、地域の農家同士のコミュニティづくりにも力を入れ、「人がつながり、支え合う農業」を目指して活動する。「今後の目標は『ふるさとの味を全国に届け、食べる人の心まであたたかくなる野菜を育て続けること』です。下仁田の冬の恵みを、これからも丁寧にお届けします」と、榊原さんは微笑む。
店舗詳細
| 店舗名称 | 下仁田ドットコム |
|---|---|
| 住所 | 群馬県甘楽郡下仁田町馬山953-1 |




















